【紀元0年】紀元前という概念を知った時に一瞬起こる混乱をすっきりさせる

 

紀元0年ってあるの?

世界史を学ぶ上ではちゃんとわかっていないとまずい知識である、紀元。

教科書ではさも常識かのように出てきますが、

慣れていない人や習いたての小中学生は

 

「紀元0年ってあったっけ?」

「なんで過去に行くほど数字が大きくなるの?」等、

つまづいてしまうことも多いはずです。

 

世界史、特に受験世界史を学ぶ方々は

ここがわからないままだとこの先かなり苦労しますので、パパッと疑問を解決してしまいましょう。

 

 

今回はわかりやすいように図を作りました。

 

紀元はキリストが生まれたとされる年を基準に設定されています。

ここで注目したいのはキリストが生まれた年が紀元1年となっていること。

 

紀元0年は存在しないのです。

 

紀元1年の前の年は紀元前1年。

紀元1年から遠ざかっていくほど数は大きくなります。

キリスト誕生の○年前、○年後というような感覚です。

 

ちなみに、紀元前はB.C.

紀元後はA.D.と表記されることが多いです。

B.C.はBefore Christ(キリストの前の年)

A.D.はanno Domini(主の年に)の略です。

 

B.C.をBCとピリオドを省略することも多く、

ざっとネットで調べたところ、ピリオドを省略している記事のほうが多いという印象でした。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

世界史解説の前置きとして、序盤でつまづいてしまった人のための紀元の数え方の解説をしてみました。

 

これからこんな感じで

「ちょっとしたことだけどなんかわかんない」を

解決できるような記事を投稿していきます。

私もまだまだ勉強中の身ですが、

世界史を理解できずに困っている人の力になれれば幸いです。